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麺狂いにとって、なによりも辛いのは耐えること。麺がのびてしまっては美味しさは半減してしまうからです。しかし、小橋建太の受けの美学よろしく、待つことでおいしくなるそばもあるんです。かなり身近に。

それがゆで太郎の肉そば+コロッケ追加。520円のベストバウトです。ゆで太郎の肉そばは、肉がしっかりしています。さながら小橋の逆水平のようにしっかりと相手に刻み、同時に試合を作るのです。

コロッケをあたたかいツユに沈め、ひたすら時が来るのを待ちます。技を受け苦しみにたえる小橋の苦しそうな顔が思い浮かぶのもこのタイミングでしょう。

そばを半分ほど片づけたころ、いよいよコロッケに手をつけます。冷たく味気ない「はず」のゆで太郎のコロッケが、表面にしみたツユとぬくもりをまとい、甘く優しく生まれ変わるのです。

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あとは逆水平とスープレックスで仕上げる小橋のスタイルと同じ。肉→そば→コロッケ→そばと口に放り込んでください。頃合いをみてコロッケ成分がとけ出したツユを飲み干せばラリアット、気づけばマットに沈んでいることでしょう。

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